成長Chuから見る七尾百合子
お疲れ様です。はらしです。
久々の更新になりますね。本当はBrand New Songの感想とかあれこれについてを12,1月中に書きたかったのですが、時間が取れませんでした。そのうち書きます。多分。
さて、ミリシタのイベント「成長Chu→LOVER!!」が終わりました。PSシアターでは過去最高のボーダーを叩き出したみたいですね。まぁ予想通りと感じている方が大半でしょう。
それもそのはず。人気ツートップと言っても過言ではないくらいのお二人のデュオ曲、さらに2人のカップリングも大変な人気です。走られた方は本当にお疲れ様でした。
ぼくもちょっとだけ頑張りました。
あと一月遅く開催して貰えれば、学生の特権「春休み」を利用してTPR狙ったんですけどね。今回はテストと丸かぶりでした。
と、そんなことはどうでもよくて。
みなさん、コミュは見ましたでしょうか?ここから先はネタバレを含みます。
何故この記事を書くに至ったのかというと、七尾百合子がさらに好きになったからです。
具体的に見ていきます。
3話
地方公演の告知のお仕事のシーンで、七尾百合子は自分の名前、クイズの回答形式、プレゼント用のポスターを間違える失態をしてしまいました。杏奈ちゃんがあまりにも可愛かったのは置いておいて、お仕事への集中力を欠いてしまい、ミスをしてしまったと言えるでしょう。
では何故集中力を欠いてしまったかというとズバリ、心が不安定だったからでしょう。杏奈ちゃんはともかく、七尾百合子はみんなの先頭に立って引っ張る存在であるリーダーになれるほど、自信に満ちた子ではありません。歌のレッスンは好きだけれどもダンスは苦手。レッスンの日は憂鬱になってしまうこともあります。引っ張るどころか、自分がレッスンついて行くのが精一杯だと思っています。そんな彼女が色々あってリーダーの1人にに抜擢されたので、当然考えることは山積みでしょう。ネガティブな性格や失敗を想像する癖が相まって、心のストレスになっていたはずです。
4話
そして胸の内を明かします。個人的に一番好きなシーン。七尾百合子は天才肌ではありません。何でも器用に乗り越えられる子ではありません。お仕事やムビマスなんか見ればすぐにわかります。
では、本当はリーダーをやりたくなかったのか?
答えはNoです。
このように半強制的にリーダーにさせられたわけですが、決して嫌ではなかったと思います。「リーダー向いてませんよ!?」と発言したものの、リーダーが嫌とかやりたくないとは一言も言ってないんですよね。こんな私がリーダーをやっていいのか、迷惑ではないのか、そう伝えているように感じます。不安がないわけではないけれど、杏奈ちゃんと一緒ならやり遂げられるし、自身の成長にも繋がる。心のどこかでは嬉しさを感じていたのではないでしょうか。
それと、彼女の目指すアイドル像を覚えていますでしょうか。
物語の主人公といえば、リーダー的存在の人ですよね。彼女の目指すアイドル像に「リーダー」が入っていてもおかしくはありません。目標に近づくための大きなチャンスとも心の奥底では思っているかもしれません。
2話では能動的にリーダーとしての役割を果たしています。この時点では現状の不安や疲れは全く感じていない様子ですが、3話に入るといきなりため息から始まります。2話から3話の間にそこそこの時間が経過したようですね。その間の慣れないリーダーのお仕事、今後の不安、思うように上達しないダンスといったストレスと疲れによるため息と言えるでしょう。
そして仕事でミス、後に胸の内が表に出てきてしまいます。
私はひとつ忘れかけていました。
七尾百合子は強い子じゃない。
今までの困難が乗り越えられたから彼女は次も乗り越えられるかというと、決してそうではありません。柔らかい壁があれば硬い壁もあり、低い壁があれば高い壁もあります。それを簡単に破れる子もいれば立ち止まる子もいる。彼女は後者側です。
七尾百合子の弱い部分がはっきり表れていて、私は彼女のことがさらに好きになってしまいました。支えてあげたい。もっと理解してあげたい。悲しい涙は流さないで欲しい。未完成な彼女を導く手助けをしたいと、そう思いました。
成長Chuコミュの何がよかったか一言でまとめるなら、私が彼女をプロデュースする理由に深みが増した…でしょうか。顔がいい、アホっぽさがいい、中二病がかわいいなど彼女の魅力は沢山ありますが、「未完成なアイドル」という面での魅力が上がり、彼女のことをさらに深く知れた良いコミュだったなと感じました。
今後とも七尾百合子をよろしくお願いします。