天空橋朋花と鳥籠スクリプチュア

お疲れ様です。はらしです。

今回はTHE IDOLM@STER LIVE THE@TER HARMONY 09 に収録されている鳥籠スクリプチュアについて綴りたいと思います。

 

f:id:choiwaru770:20190219214020p:image

 

天空橋朋花、面白い子ですよね。印象が出会った当時と現在でここまで変わった子は他にいません。大雑把に言うなら、ギャップがありまくるところが彼女の魅力の多くを占めていると思います。

 

 

8割は妄想です。どこを信じて信じないかはあなた次第。

 


まえがき

この楽曲を知る上で、天空橋朋花と彼女を取り巻く環境について知識をつけておこう。なお、考察と関係あるかはわからない模様。

幼い頃からカリスマ的存在であった彼女は憧れや尊敬の眼差しでいつも見られていた。しかし、彼女自身はそう見られているようには感じない。不快なわけではないけれど、信仰に近い目線を向けられているように感じていた。そこで賢い彼女はこう思った。私が聖母となって人々を先導し、宗教のような鳥籠の中の世界を創ったらみんな幸せになれるのではないだろうか、と。普通の人間の思考とは少し離れているかもしれない。だか、人々を笑顔にしたい、幸せにしたい、このような想いの延長線上にある行動である。また、彼女の家はキリスト教であり、自宅に礼拝堂を所有しているほどのお金持ちだ。自分が宗教の祖となることへの抵抗は少なかったのかもしれない。こうして彼女は自分からも周りからも自然に望まれた形で聖母へとなっていった。

 

f:id:choiwaru770:20190222174931p:image

 

 

“選びなさい”

暗闇から眺めてた
まだあどけないその情熱
望むのなら手招くわテンプテーション
囁き...「此方へおいで」と


「選びなさい」のセリフで始まる曲。何を選ぶのかと言うと、朋花の信仰者(=子豚ちゃん)になるかならないかということ。「まだあどけないその情熱」、すなわち非信仰者や信仰の浅い者に対して幸福をもたらそうと、「此方へおいで」と誘っています。勘違いしないでいただきたいのは、「望むのなら」から分かるように、信仰するかの選択権はあくまで相手側にあること。もし貴方が望むなら歓迎する、というスタンスですね。

 

 

聞かせて 残酷な覚悟を
その両手は運び取れるかしら
Mariaは問う「鍵を開ける?」
鳥籠の世界へと―――Fallen cage


「残酷な覚悟」。宗教の信仰は極めて残酷なものであります。それは自由が制限されるものであるからです。宗教を信仰していないと、自分の生き方を自由に決定することができます。しかしこれは簡単なことではなく、人生の選択を間違えてしまったり、自分が突き通した道を踏み外したりすることもよくあることです。一方で宗教を信仰すると、宗教理念によって自由が保証されない代わりに、自分であれこれと考えて行動する必要性が低い状態となります。(まあ、その宗教にもよると思いますが…)。何が言いたいかというと、宗教の信仰は一長一短。どちらにもメリットとデメリットがあり、これが「残酷な覚悟」という訳です。そして聖母である朋花は「鍵を開ける?」と、「鳥籠の世界へと」来るかどうかを尋ねます。「Fallen cage」から察するに、この時点で既に相手は入信を決めているような気がします。

 

 

ロザリオの接吻
全てを捧ぐプロセス
偽りの愛など決して赦されはしないの


「ロザリオの接吻」。ロザリオとはマリアへの祈りを繰り返し唱える際に用いる用具及びその祈りのことらしいです(wiki)。ですので、ロザリオへの接吻は朋花に忠誠を誓う、あるいは朋花に認めてもらうことを意味していると言えます。それが「全てを捧ぐプロセス」、すなわち身も心も捧げ、生き方や考え方の全てを朋花に委ねるための過程となります。そして直後に「偽りの愛など決して赦されはしないの」と、信仰心や忠誠心に嘘は赦されないと言い放っています。しかし、これは朋花自身にも言えることなのです。子豚ちゃんへの偽りの愛など赦されないと自分にも言い聞かせているのです。ちなみに「赦す」は特に、罪や責任を免除するという時に使用するそうです。

 


では何で自分に言い聞かせる必要があるのか。一言述べるなら、プロデューサーという朋花にとってイレギュラーな存在が現れてしまったからです。このことに関して詳しく書こうとするとMaria TrapやSisterについて掘り下げる必要性が出てきてしまうので、今回はグリマスやミリシタのテキストから引っ張って考えていこうと思います。

 

「私のこと、すごく普通に扱いますよね~。…新鮮ですけど、調子にのっちゃダメですよ~♪」

「私の視線を、独占するつもりですか~?うふふ、世界を敵に回す覚悟があるなら、それもいいですけど。…どうなんですか~?」

 

f:id:choiwaru770:20190330210149p:image

f:id:choiwaru770:20190222175247p:image


親愛度100達成後に追加されるテキストと、親愛度600達成時に見られるテキストです。前者はミリシタにもありました。

今まで普通の扱いを受けたことがなかったことが分かります。出会った数多の人々から崇められて来た彼女にとって、周囲の人間と等しく接するプロデューサーが非常に新鮮かつ脅威であったのです。それが後に朋花の世界観に甚大な影響を及ぼします。自分が普通の扱いを受けることによって、彼女に新しい世界観が生まれる。これは良と悪、どちらの意味でも捉えることができます。いい意味で捉えるなら、心理的成長や視野の拡大。悪い意味で捉えるなら、心の乱れです。自分をただの15歳の少女として扱うプロデューサー、興味をそそられる対象となるのは想像に難くありません。朋花の様々なセリフを見てみると、プロデューサーに対して好印象であることが窺えます。しかしながら、朋花は聖母であります。子豚ちゃんたちに幸福を与え続ける存在でなければなりません。不用意な感情など持ってはいけず、自身の幸福を求めてはならないのです。後者のテキストに書いてあるように、朋花の視線がプロデューサーへ独占されてしまうようなことがあれば、それは世界を敵に回す行為、すなわち子豚ちゃんたちへの裏切りとなってしまいます。プロデューサーへうつつを抜かすことなど決してあってはならないのです。本題に戻りますが、そんな朋花の心の乱れが「偽りの愛など決して赦されはしないの」と自分にも言い聞かせていることに繋がっています。ぶっちゃけプロデューサーと子豚ちゃん、どっちを取ってもバッドエンドです。プロデューサーへの好意も子豚ちゃんへの愛も本物。一方を取ればもう一方への裏切り行為となったり、自分の気持ちに嘘をつくことになります。逃げ道はありません。そういった朋花の闇が全てのソロ曲に見られるため、どれも重々しい楽曲なのです。余談ですが、イベント「大航海!アイドルパイレーツ」にて、七尾百合子氏は朋花のことを闇属性であると言及しています。発言の意図と朋花の闇は関係ありませんが、あながち間違いではないなあと。

 

f:id:choiwaru770:20190222180027p:image

 

キャラ語りは程々にしておいて考察に戻りましょう。と言っても上記の長文にほぼほぼ書いてしまったのですが、朋花はプロデューサーに好意を持ってはいけないから、が答えになります。

 

 

そこに存在(あ)るのなら
迷わず護ってあげる
忘れないで
これは貴方に授ける Loving


「そこに存在(あ)るのなら 迷わず護ってあげる」。朋花の信仰者であるならば、みんな等しく愛や加護を与えましょう。老若男女は問わず、ただ信仰者として存在(あ)るだけでそういった特典が授けられるわけですね。続く「忘れないで これは貴方に授ける Loving」は、貴方が受けている無償の寵愛は聖母である私からのもので、それを絶対に忘れてはならない。と解釈します。「偽りの愛など決して赦されはしないの」と「忘れないで これは貴方に授ける Loving」から考えるに、1番のサビは信仰者としてのあるべき姿について描かれているように感じます。

 

 

歓びで咽ぶ瞳を見せて…
悲しみに憂う瞳を見せて…
甘やかで苦しい胸の痛みも…
教えてあげる


長くなってきたのでさっさと行きましょう2番です。「歓びで咽ぶ瞳を見せて…」「悲しみに憂う瞳を見せて…」。朋花の使命は子豚ちゃんを増やすことだけではありません。信仰している者全員に等しく祝福を与えるという役目も持ち合わせています。その役目を果たすためにはやはり、信仰者の喜怒哀楽を把握することが必須となってきますので、朋花がじっくりと信仰者たちを眺めている様子であると考えます。また、2つのフレーズに共通しているのは瞳です。目は口ほどに物を言うということわざがありますよね。表情だけで表面的な感情を感じ取るだけではなく、しっかりと瞳を見て深部から信仰者たちを理解しようとする朋花からの愛も感じられます。続く「甘やかで苦しい胸の痛みも… 教えてあげる」。先程、宗教の信仰は一長一短であると書き記しました。そのメリットとデメリットが、それぞれ「甘やか」と「苦しい」と言い表されているのではないかと思います。

 

 

羽ばたく自由に飽きて
囚われたいのなら
私のため生きたらいい
鳥籠に包まれて―――Maiden cage


「羽ばたく自由に飽きて 囚われたいのなら」。宗教信仰のメリットである自由な意思決定に飽きてしまったり、残酷な現実を知り人生に失望したりしてしまうと、自ずと不自由(=宗教の信仰)のメリットに興味が湧いてきます。その状態を「囚われたい」と言い表しています。続く「私のため生きたらいい 鳥籠に包まれて」は、羽ばたく自由に飽きたなら、私の創る宗教に入って生きる意味を見つけ、私のために人生を捧げてみない?と勧誘している様子が窺えます。また、鳥籠に包まれるのは入信と同義であると考えます。勿論、1番で書いた「全てを捧ぐプロセス」を終えてから入信するわけですね。締めの「Maiden cage」。Maidenは初めてを意味する形容詞です。よって初めてcage(=鳥籠の世界)へ入ると解釈できますので、1番の「Fallen cage」とほぼ同等の意味として扱っても問題ないかと思います。

 

 

跪いてみせて
誰もに見せつけるように
仄暗い礼拝堂(カテドラル)で躯を投げ出して


「跪いてみせて 誰もに見せつけるように」。朋花とその信仰者が対等な関係で無いのは言うまでもありません。この場面は信仰者が宗教への真剣さをアピールしているシーンですが、重要となってくるポイントは「誰もに見せつける」こと。敢えて他の信仰者へと見せつけることによって、自分の信仰の真剣さ、すなわち格の違いをアピールしているのです。客観的に考えて、ただただ心の中で信仰するより、態度や行動に現して信仰する方がその人がより真剣であるように見えるのは明白です。この行為は優越感に浸るただの自己満足に過ぎませんね。「仄暗い礼拝堂で 躯を投げ出して」。躯(からだ)は死骸という意味で多くの場合むくろと読むそうです。宗教の信仰のメリットの一つに、自分であれこれ考えて行動する必要性が低くなることがあると先刻書きました。この状態に至った信仰者のことを躯と言い換えていると考えます。自己の意思決定を行わない人は人間らしいとは言い難く、死骸扱いされるのも不思議なことではありません。また、「投げ出す」は「跪く」を乱暴な形で言い換えていると考えます。

 

 

そこに在る心
暴いて 曝け出しなさい
刻まれてる誓い 私は絆と、呼ぶ


「そこに在る心 暴いて曝け出しなさい」。「そこに在る心」とは邪念などのことです。邪念を洗い出し本当の自分を曝け出します。信仰心に偽りの感情があってしまうと朋花との主従関係にヒビが入ってしまい、神聖なものではなくなってしまうためです。朋花はどんな邪念でも受け止めてくれます。邪念の内容がどうこうではなく、全てを曝け出すことが重要なのです。続く「刻まれてる誓い 私は絆と呼ぶ」。誓いは以下に綴る七の誓いのことで、信仰者としての教訓が描かれているものです。これを「絆と呼ぶ」のですが、この誓いを遵守する信仰者たちはみんな同じ宗教に属している仲間と言えますので、絆と言い換えられるわけです。仲間がいるって最高。

 


天空騎士団七の誓い

 

一つ、心に信仰を忘れないこと

二つ、労働を惜しまないこと

三つ、精神を鍛えること

四つ、隣人を労ること

五つ、常に相応しくあること

六つ、聖地を敬うこと

七つ、祝福を受け入れること

 


全ては騎士団の名の下に

 


そう言えば、曲名の一部であるスクリプチュアの意味について触れていませんでしたね。調べてみたところ、聖書の中にある言葉というニュアンスで使われるそうです。信仰者としての心得を抽象的に示したのが七の誓いであると考えられるので、これがスクリプチュアと言えるでしょう。いくら朋花がどんな人でも受け入れる聖母であっても、多くの人を導き公平な祝福を与える立場である以上は決まりごとがなければなりません。七つのスクリプチュアを簡単にまとめると、仲良く楽しく愛と誇りを持って幸せになりましょう!という感じではないでしょうか。

もし、七の誓いを守ることが出来なければどうなってしまうのか。結論から述べると、何も問題はありません。"天空騎士団"七の誓いなのです。朋花のファンには"天空騎士団"と"子豚ちゃん"の2種類が存在します。一般に朋花の親衛隊のことを天空騎士団と呼びますが、あくまでファンの一種であり、より熱心な方々を指す呼称であると私は考えています。その熱心なファンを自称したり、周囲からそう見なされるための指標がこの七の誓いであるのです。では子豚ちゃんはどういう方々を指すのかというと、これは単に天空騎士団以外のファン、あるいは不特定多数のファンと定義付けていいと思っております。

 

 

聞かせて 残酷な覚悟を
その両手は選び取れるかしら
Mariaは問う「鍵を開ける?」
真実の世界へと…


3番「真実の世界」。1番では「鳥籠の世界」でしたが3番は「真実の世界」となっています。「真実の世界」へと朋花は招いており、これは一体何処を示しているのか。1番と2番では主に入信に興味がある人への勧誘、入信した際の心得などが描かれてきました。また、朋花は声をかけただけであって、選択権は相手側が常に有していました。3番でもそれは変わりません。今まではいわばチュートリアルのようなものでした。入信してみて自分に合わないと思ったら抜けることだって出来ますし、朋花も許すでしょう。何が言いたいかというと、「真実の世界」とは入信して日々を過ごしてみた結果、今後貴方が選ぶ貴方の望む世界のことです。朋花はこのまま信仰し続けるのかを改めて問いかけているのです。不本意にも、朋花から離れてしまう者も数多くいるかと思います。しかしそれでいいのです。もし貴方の望む世界に朋花が必要ないと考えるならば、朋花は怒りも追いかけもしません。だって貴方のことを第一に考えているから。聖母になりたくてなったのではなく、なるべくしてなった朋花は、付いてきてくれる人が1人でもいる限り聖母であり続けます。また興味が湧いたら戻っておいで、というくらいの気持ちでいてもおかしくはないと思います。脱線しかけましたが、簡潔に述べるなら量より質に重きを置いていることがわかる歌詞となっています。後の歌詞から推察するに、相手はこのまま信仰を続けることを決めたように思えます。

 

 

ロザリオの接吻
流れる血や涙さえ捧ぐこと
未来永劫 約束を交わすの


「流れる血や涙さえ 捧ぐこと」。血も涙も人間にとって欠かすことの出来ない体液であります。そんな命の一部とも呼べる重要なものでさえも朋花に捧ぐのは、それだけ真剣に忠誠を誓い生涯を捧げることを意味しています。また、血が流れる、涙が流れるのはどういったときでしょうか。痛みや悲しみ、喜びを感じたときと答えるのが一般的かと思います。このような感覚や感情ですら全て捧げるとも解釈出来ます。こうして信仰者は心身共に「未来永劫」捧げるという「約束を交わす」のです。

 

f:id:choiwaru770:20190219215330j:image

「貴方が全てを捧げるなら、私は貴方を護りましょう…永劫、共にありますよ~?ふふっ。さあ、見せてくださいね…貴方の、覚悟を。」


曲名カードのセリフにも繋がっていますね。

 

 

孤独を砕いて
抱きしめ護ってあげる
想う限り
きっと…貴方と在るでしょう Loving


「孤独を砕いて 抱きしめ護ってあげる」。その前にちょっと待って、朋花の叫び声入ってるじゃん。天空橋朋花、破滅へ心の咆哮です。先程も書きましたが、朋花にとってプロデューサーはイレギュラーな存在であり、宗教の存続に悪影響を及ぼす人物であります。プロデューサーへの好意と信仰者への愛の両立は不可能。決して解決することの無い永遠の悩みや葛藤が叫び声に繋がっているわけです。朋花の強い部分が見えるこの曲の、はっきりとわかる朋花の弱さが詰まった非常に重要な部分の一つです。

歌詞に戻ります。とは言っても、1番の「そこに存在(あ)るのなら~」の部分と根本的な伝えたいことが同じですので、再度似たようなことを書くことになるかと。信仰に伴って同じ立場の仲間も大勢おり、無償の恩恵も受けられます。また、信じるものは救われるという言葉のように真面目に信仰さえしていれば、朋花は全てを受け入れ祝福をもたらしてくれます。ですので、聖母からの無償の慈愛は信仰者の孤独を打ち砕くと言えます。そして、朋花を信じて「想う限り」たとえ何処にいようと「貴方と在るでしょう」と続き、楽曲を締めくくっています。

 


あとがき

まずはここまで読んでいただきありがとうございました。ぼく史上最長の考察文になりました。天空橋朋花は100人のオタクがいれば100通り存在するアイドルであり、私はその中の1人の朋花について長々と綴りました。みなさんの心の中にも天空橋朋花というアイドルがしっかりと存在しているのなら嬉しく思います。しかし残念なことに、朋花について調べていると、検索関連ワードに否定的なものが出てきてしまいます。いやー勿体ない。ミリオンライブは掴みやすいキャラクター性の裏に、良い意味で別の顔を隠している子が多くいらっしゃるように思えます。その別の顔が見抜けなければ、朋花はただのファンを子豚呼ばわりするSっ気のあるキャラクターで終わってしまいます。何が言いたいかというと、私の考察を読んで天空橋朋花というわかりにくいキャラクターを理解する手助けになればいいなと思います。偉そうなこと書いていますが、以上の文章のほとんどは私の妄想でございます。裏の顔が公式で語られることはほぼないと言っていいですので、妄想で補うしかしかないのです。

私自身、楽曲について考えるにあたって朋花のことをめちゃめちゃ調べました。時には公式テキストから、時にはオタクの妄想から自分なりに朋花についての知識を蓄え、私だけの「天空橋朋花」を何となく作り上げることができました。朋花について色々なことを考えるいい機会になり、本当に楽しい執筆でした。ありがとう朋花、ありがとうミリオンライブ。

f:id:choiwaru770:20190219214000p:image